namazu-dev(ring)

[Abe Ryuji <raeva@xxxxxxxxxxxx>]

Satoru Takabayashi wrote:

> こっちが本題。
> 
> >  ところで、今のCVS上のconfigure.inを用いると、手元の環境ではaclocal実
> >行時に
> >
> >aclocal: configure.in: 17: macro `AM_ACLOCAL_INCLUDE' not found in library
> >
> >  と言われてしまうのですが、これは使っているautoconf/automakeのバージョ
> >ンの問題でしょうか? とりあえず、該当行をコメントにしてしのいでいますが...
> 
> うちでも同じエラーが出ました。よくわかりませんが、
> 
>   % aclocal -I macros && autoreconf
> 
> を実行したら解決したので忘れていました。これは何なんでしょう? > 安部さん

ChangeLogにも書きましたがAM_ACLOCAL_INCLUDEというのはmacrosに置かれて
あるaclocal-include.m4で定義されているマクロで、gnome-libs-1.0.16から
拝借してきたものです。（まあ、gnome関連のものには大抵含まれています
が）

Makefile.amにACLOCAL_AMFLAGS=-I macrosを設定する方法だと、gettextを
インストールしている場合にはマクロが重複してしまいますので、

aclocal: macros/gettext.m4: 13: duplicated macro `AM_WITH_NLS'
aclocal: macros/gettext.m4: 199: duplicated macro `AM_GNU_GETTEXT'
aclocal: macros/lcmessage.m4: 13: duplicated macro `AM_LC_MESSAGES'
aclocal: macros/progtest.m4: 13: duplicated macro
`AM_PATH_PROG_WITH_TEST'

となってしまいます。だからといって$(prefix)/share/aclocalからgettext
関連のm4ファイルをpurgeするというのは馬鹿馬鹿しい。で、configure.in
にAM_ACLOCAL_INCLUDEを設定する方法だとこの問題が解決したので、以後
そうしているのですが...今手元で試してみるとダメですね。

解決方法ですが、一旦aclocal-include.m4を$(top_srcdir)にコピーして
一度だけaclocal -I . を実行してください。そしたら、$(top_srcdir)に
コピーしたaclocal-include.m4は削ってかまいません。次からはaclocalの
代わりにautoreconfでaclocal.m4を生成するようにしてください。gettext
絡みの問題もなくなります。

#gtk+/gnomeみたいにautogen.shに任せた方が楽かもしれない。


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end
Ryuji Abe