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コマンド一覧

h
ヘルプメッセージの表示。
T
スタックトレース。サブルーティン内で @_ 引数におかしなことをしている場 合には、スタックのバックトレースで元の値が示されるとは限りません。
s
シングルステップ実行。別の実行文の先頭に到達するまで実行します。
n
ネクスト。次の実行文の先頭に到達するまで、サブルーティンにまたがって実行 します。
f
フィニッシュ。現在のサブルーティンを終えるまで実行します。
c
コンティニュー。次のブレイクポイントに到達するまで実行します。
c line
指定行までのコンティニュー。1度きりのブレイクポイントを指定した行に設定 する。
<CR>
最後の `n' または `s' をリピートする。
l min+incr
min から incr+1 行をリスト表示する。min を省略すると、最後に 実行したリスト表示の終了か所から開始します。incr を省略すると前回の incr が使われます。
l min-max
指定した範囲をリスト表示する。
l line
指定行をリスト表示する。
l
次の1ウィンドウをリスト表示する。
-
前の1ウィンドウをリスト表示する。
w line
指定行付近のウィンドウ (数行以上のコード) をリスト表示する。
l subname
サブルーティンのリスト表示。長いサブルーティンの場合には最初の部分だけが 表示されます。続きを表示する場合には、`l' を使用してください。
/pattern/
ソースコード上で、pattern を用いて正規表現による検索を行う。最後の / は なくてもかまいません。
?pattern?
ソースコード上で、pattern を用いて正規表現による逆方向検索を行う。最後の ? はなくてもかまいません。
L
ブレイクポイントまたはアクションをもつ行をリストアップする。
S
すべてのサブルーティン名をリストアップする。
t
トレースモードの on/off を切り替える (トグル)。
b line [ condition ]
ブレイクポイントを設定する。line を省略するとまさに実行しようとして いる行に、ブレイクポイントを設定します。condition が指定されると、そ の文にさしかかる度に評価され、condition が真となったときにだけブレイ クポイントが働きます。ブレイクポイントは、実行可能な文で始まる行にだけ、 設定できます。condition には if を使いません:
b 237 $x > 30
b 33 /pattern/i
b subname [ condition ]
サブルーティンの最初の実行可能文にブレイクポイントを設定します。
d line
ブレイクポイントの削除。line が省略されると、まさに実行しようとして いる行のブレイクポイントを削除します。
D
すべてのブレイクポイントの削除。
a line command
line にアクションを設定する。複数行の command は、バックスラッシュ と改行で書くことができます。command は Perl コードであって、他のデバッ ガコマンドではありません。
A
すべての行のアクションを削除します。
< command
デバッガがプロンプトを出す直前に、毎回実行するアクションを設定します。複 数行の command は、バックスラッシュと改行で書くことができます。
> command
スクリプトの実行に戻るコマンドを入力した時に、デバッガがプロンプトを出し た後で、毎回実行するアクションを設定します。複数行の command は、バッ クスラッシュと改行で書くことができます。
V package [ symbols ]
package (デフォルトは `main') 内のすべて (または、一部) の変数 (variable) をデータプリティプリンタを使って表示する (ハッシュは何が何か 解るように、key と value を表示し、コントロール文字は表示できる形にしま す)。以下に示すように、symbol は名前だけを示し、($ などの) 型識別子を付 けないようにしてください:
V DB filename line
X [ symbols ]
`V' コマンドと同じだが、現在のパッケージについて、表示する。
! number
デバッグコマンドを再実行する。number が省略されると、直前のコマンド を実行する。
! -number
指定数値分前のコマンドを実行する。
H -number
最近の指定数値分のコマンドを表示する。2文字以上のコマンドのみが表示され ます。number が省略されると、全てを表示します。
q
^D
クイット。(`quit' はこの目的には使えません。)
command
command を Perl の文として実行します。セミコロンはなくてもかまいませ ん。
p expr
print DB::OUT expr と同じ。STDOUT がどこにリダイレクトされて いても、ファイルハンドル DB::OUTは、`/dev/tty' に対してオー プンされています。

デバッガが認識できないコマンドを入力すると、Perl のコードとして、直接 eval されます。先頭にスペースを入れると、デバッガは、デバッガコマ ンドと認識しません。

コンパイル時に実行されるコマンド (BEGIN ブロック内のコードやuse 文) があ れば、それらはデバッガによって止めることができません (require は 可能)。しかし、以下のような文を自分でコードに含めれば、デバッガに制御を 渡すことができます。この文は、デバッガを起動していないときには、何もしま せん:

$DB::single = 1;


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検索式: