単項演算子の "!" は論理否定を行ないます。つまり not ということです。この 演算子の優先順位を低くしたものとして、"not" が用意されています。
単項演算子の "-" は被演算子が数値であれば、算術否定を行ないます。被演算 子が識別子ならば、マイナス記号にその識別子をつなげた文字列が返されます。 これ以外で被演算子の最初の文字がプラスかマイナスのときには、その記号を逆 のものに置き換えた文字列を返します。この規則の結果、-bareword が "-bareword" に等価となります。
単項演算子の "~" はビットごとの否定を行ないます。つまり、1 の補数を返し ます。
単項演算子の "+" は、たとえ文字列に対して用いられた場合にも、何もしませ ん。関数名に続けて括弧付きの式を書く場合に、関数の引数リストと解釈されな いようにするために用いることができます。(下記「名前付き単項演算子」の節 の例を参照してください。)
単項演算子の "\" はその後に続くものへのリファレンスを生成します。 See section リファレンスとデータ構造のネスト,を参照してください。この用法も文 字列中のバックスラッシュも、後に続くものが解釈されるのを防ぐことになりま すが、動作を混同しないでください。
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