さまざまな名前付き単項演算子が、引数を 1 つ持ち、括弧が省略可能な、関数 として扱われます。これには -f や -M のようなファイルテスト演算子も含まれ ます。See section 組み込み関数,を参照してください。
リスト演算子 (print() など) や単項演算子 (chdir() など) は、すべて次のトー クンとして開き括弧が続くと、その演算子と括弧内の引数は、通常の関数呼び出 しのようにもっとも高い優先順位として扱われます。たとえば、|| は chdir よ り優先順位が低いので、
chdir $foo || die; # (chdir $foo) || die chdir($foo) || die; # (chdir $foo) || die chdir ($foo) || die; # (chdir $foo) || die chdir +($foo) || die; # (chdir $foo) || die
ですが、* は chdir や rand よりも高い優先順位となっているので:
chdir $foo * 20; # chdir ($foo * 20) chdir($foo) * 20; # (chdir $foo) * 20 chdir ($foo) * 20; # (chdir $foo) * 20 chdir +($foo) * 20; # chdir ($foo * 20) rand 10 * 20; # rand (10 * 20) rand(10) * 20; # (rand 10) * 20 rand (10) * 20; # (rand 10) * 20 rand +(10) * 20; # rand (10 * 20)
となります。See section 項とリスト演算子 (左方向),の節を参照してください。
Go to the first, previous, next, last section, table of contents.