以下の XSUB では、Perl プログラムから sin() という C のライブラリ
関数をアクセスできるようにしています。この XSUB は、一つの引数をとり、一
つの値を返す C の関数を模倣します。
double sin(x) double<tab>x
コンパイラは、引数の名前と型の間に 1 つのタブがあることを期待しており、
型の前には空白は、あっても無くてもかまいません。C のポインタを使うときに
は、上記の rpcb_gettime() 関数で示したように、間接指定演算子
* は、型の一部と考えるべきであり、アドレス演算子 & は、変
数の一部と考えるべきです。C の型に関する修飾子と単項演算子の扱いについて
は、 @xref{typemap}, の節も参照してください。
関数の引数リストでは、開き括弧の後や、閉じ括弧の前に空白を入れてはなりま せん。
誤った表記 正しい表記 double double sin( x ) sin(x) double x double x
関数名と関数型は、行を改めて書かなくてはなりません。
誤った表記 正しい表記
double sin(x) double
double x sin(x)
double x
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