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引数スタック

引数スタックは、XSUB への引数として渡される値や XSUB からの返却値を蓄え るために使用します。実際には、すべての Perl の関数が、スタック上の自分の 範囲を決めて、同時にこのスタックに値を蓄えています。このドキュメントでは、 アクティブな関数に属するスタック上の最初の範囲を、その関数に対して位置0 というようにして参照するようにします。

`x' をスタック上のその XSUB の部分の位置を示すものとするとき、XSUB は、自分のスタック引数を `ST(x)' というマクロで参照できます。その関 数の位置 `0' は、XSUB には、 `ST(0)' という形で伝えられること になります。XSUB への引数と XSUB からの返却値は、いつも `ST(0)' の 位置から置かれることになっています。多くの簡単なケースでは、xsubpp コン パイラは、 typemap に入れる埋め込みプログラムで、引数スタックを扱 うために必要なコードを生成します。より複雑なケースでは、プログラマがその コードを用意しなくてはなりません。


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